24JAZZ JAPAN

KOBARI'S ROOM

『My Songbook/吉澤薫』

  • 発売日:2014年6月18日
  • 価格:2,500円(税抜)
  • 商品番号:DDCZ-1952
  • パーソネル:吉澤薫(voc)、田中 裕士(pia、key、arr)、宮野 弘紀(aco)
  • パーソネル:大角 一飛(bass)、藤井 摂(drum)、maiko(vio)
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クラシックからジャズへTour De Force 吉澤薫が声楽探求の先に、ジャズの可能性を見た 「歌いたい曲を、歌いたいように歌う!」

皆さん、お待たせ。吉澤薫の待望の初リーダー・アルバムの誕生である。 さて吉澤薫は国立音楽大学声楽科の出身で、クラシック・オペラの声楽で十分なキャリアを積んできた逸材である。 そんな彼女がクラシック以外の音楽を歌いたいと思ったのは、2002年のこと。 友人に誘われて行ったブルーノート東京で、パナマ出身のある歌手の歌を聴いたからだ。 そして翌2003年4月、吉澤薫は名シンガー、マリア・エヴァにヴォーカルの教えを乞うようになった。 毎週のようにレッスンに通い、13時から18時までとか長時間熱心に学び研鑽を積んできた。 その11年間の成果を盛り込んだ渾身の作品が、本作なのである。音楽監督には、田中裕士を選出。 これは最高の人選である。ジャズ、クラシック、フラメンコなど多様な音楽に精通し、 卓越した演奏能力と優れた編曲技法と美意識の高さを持つ田中の存在がこのアルバムを超一級品に仕上げた原動力となった。 さて本作のテーマは「歌いたい歌を歌いたいように歌う」こと。全部で10曲収録されているが、歌も演奏も内容も素晴らしい出来。 「ソー・イン・ラブ」はご存じコール・ポーターの名曲。「エミリー」はバーブラ・ストライザンドの名唱が有名。 ここではヴァイオリンが綺麗だ。「アン・プリエール」はガブリエル・フォーレの歌曲。「アイ・ニード・トゥ・ビー・イン・ラブ」はカーペンターズの大ヒット曲。 宮野弘紀のギターがいい。「ディス・クッド・ビー~」はジャズの楽しさに満ちた曲。ロレッツ・アレキサンドリアの歌が有名だが、吉澤薫も負けない。 「イースト・オブ・ザ・サン」はミッド・スイング。吉澤が素晴らしい歌声を聴かせる。「エスターテ」はブルーノ・マルティーノの代表曲。 ピアノとギターのみのバックとは思えないほどの広がりを感じさせる。「ハウ・ドー・ユー~」はミシェル・ルグランの名曲。入魂の歌唱だ。 「ホウェア・イズ・ラブ」は吉澤+田中によるDUOバラード。実に美しい。  吉澤薫が聴かせるさまざまな顔。ジャズの歴史にまたひとつ奥深いシンガーが加わった。

収録曲

  • 01. So in Love
  • 02. Emily
  • 03. Spring Can Really Hang You Up the Most
  • 04. En Prière
  • 05. I Need to be in Love
  • 06. This Could be the Start of Something Big
  • 07. East of the Sun
  • 08. Estate
  • 09. How Do You Keep the Music Playing?
  • 10. Where is Love

アーティスト紹介

吉澤薫 (Kaoru Yoshizawa)

名称未設定-2

東京都出身。国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。大学卒業後、故アルド・プロッテイの直弟子、工藤健詞氏に出会い研鑽を積むが、次第に好きな曲をもっと自由に歌ってみたいと思うようになった。声楽的発声でミュージカルやポップスを歌うのではなく、声そのものの扱いを変えていこう!と思い、未知であるジャズの世界ヘ足を踏み入れる。10年程前よりマリア・エヴァ氏に師事。ジャズを通じての声のコントロールや表現の手法を学ぶ。ジャズの世界では稀な経歴だが、自身の音楽体験を人生の自然な流れと受けとめながら歌う「歌い手」である。

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